WordPressのテーマってそもそもなに?
テーマに料金はかかるの?
など、初めてWordPressを使い始めると、WordPressのテーマに対する疑問がたくさん出てくるかと思います。
私も実際、初めてWordPressを使い始めた時は「テーマ」の意味がわからず、どの記事を読んでもあまり理解できなかったことを覚えています。
この記事前半ではそもそものテーマについて説明。
後半ではどのテーマが良いかを書いています。
いくつもWordPressのテーマを使ってきたわたしが、えこひいき無しにコレだ!と思うものを一つだけ厳選しました。
結論を先にご覧になられたい場合は、こちらまで一気に飛べます。
テーマ選びに迷っているのであれば、ぜひ参考にしてみてくださいね!
WordPressのテーマってなに?
WordPressのテーマとは、「土台になるデザイン」という言葉がしっくり来ると思っています。
英語でthemeと表記されているため、日本語では「テーマ」と、そのまま訳されてしまったようですね。
テーマによってはある程度のレイアウトやデザインの型が決められていたり、さまざまな機能がついていたりします。
日本語で「テーマ」と聞くと、なんだか違うイメージ持ちませんか?
わたしは最初、そうでした。
親テーマと子テーマ
テーマを探していると「親テーマ」と「子テーマ」というのを目にするかと思いますが、基本的には「親テーマ」だけで大丈夫なんです。
ではなぜ「子テーマ」があるの?と疑問が出ると思います。
それはコーディングの知識のある人がテーマ内をちょっと変更したい時に「子テーマ」内を編集することで「親テーマ」をごっそり変えてしまわないようにするためのものです。
基本的にはあまり触ることがないと思いますが、親テーマ以外に子テーマがあることでコーダーさんにも優しい作りになっていますね。
WordPress初期状態のテーマ
WordPressをただインストールしただけの、まっさらな状態ですと、Twenty Twenty-Threeがすでに適応されています。(この記事を更新した2023年現在)
確認方法はWordPressのダッシュボード>外観>テーマから見ることができます。
これらのテーマは海外産のテーマなため、日本語に対応しておらず、扱いづらいです。
そのため、日本語を扱う私たちは日本国産のテーマを使うことで扱いやすくなります。
次は日本国産のテーマを選ぶときのわたしなりの基準をお伝えします。
テーマ選びの基準
日本国産のテーマもたくさんあって、どれが良いか必ず迷うと思います。
あとからテーマ変更も可能ですが、それぞれのテーマは違う人が開発しているため、テーマを変更したときに「デザインが崩れてしまう」こともあるので、慎重に決めることをおすすめします。
無料?それとも有料?
もしあなたが初心者さんであるならば、無料ではなく有料のテーマをおすすめします。
なぜなら無料を使うとその分、コーディングの知識が必要になったり、サポートがなかったりと、
初心者さんにとっては心配ごとが多くなるからです。
「お金はあまりかけたくないのに!」と思われるかもしれませんが、ここは長い目で考えてください。
そんなに高い金額ではありません。1万円〜3万円で購入可能です。
わたしは個人的に費用がかさばるため、サブスクは好きではないので、買い切りのものしか買わないようにしています。
わたしがテーマを買うときは、下記の4つを満たしているものを買うようにしています。
・買い切りかどうか
・アップデートがあるかどうか
・複数のサイトに使い回せるかどうか
・購入者専用のフォーラムがあるかどうか
・デザインが自由にできるかどうか
買い切りかどうか
サブスクリプションだとテーマのアップデートなどの恩恵も受けられますが、個人事業主にとっては他のサブスクの費用などと重なってどんどん毎月の出費が増えるのは避けたいところ。
しかしサブスクのテーマは実際のところ少なく、Lightning G3 Pro Unit(月額9900円〜)やTHE SONIC (月額980円〜)、Snow Monkey(年間15000円〜)などが有名どころだと思います。
Lightningは無料と有料があって、デザインもとても魅力的なのですが、サブスクなため利用を控えています・・・
アップデートがあるかどうか
サブスクの良いところは、常に最新のアップデートが行われたり、フォーラム参加や勉強会があったりと、サポートがしっかりしているのが良いところ。
しかし買い切り型でも、アップデートが行われたり、フォーラムに参加できたりするサポートが万全なテーマもあります。
買い切り型のTHE THOR(16280円)がそれに値するかと思います。
THE THORのサポート回数・サポート期間が無制限なのも、すごいところです。わたしも個人的なブログサイトで利用しています。
複数のサイトに使い回せるかどうか
ご自身のWebサイトのみには複数サイトに使えるけど、他の誰かのためにそのテーマを使おうとするとお金が発生するテーマはいくつもあります。
テーマは開発者さんの多大な努力によって開発されているので、サービスを持続させるためにもお金が発生するのは仕方がないこと。
しかし、わたし個人的に、「再頒布する自由」を提唱しているWordPressにのっとって開発されているテーマを応援したいな・・・と思っています。
WordPress は、一般公有使用許諾 (GPLv2 またはそれ以降) でライセンスされています。このライセンスでは中心となる自由を4つ提供していますが、これを WordPress の「権利章典」として考えてください。
- どんな目的に対してもプログラムを実行できる自由。
- プログラムがどのように動作しているかを調査し、自分が好むことができるよう変更する自由。
- 再頒布する自由。
- 変更を加えた独自のバージョンの複製を他の人に頒布する自由。
このライセンスの要件には、二次創作物や WordPress のコア関数にリンクされた作品 (例えばテーマやプラグインなど) も GPL でライセンスされることが含まれているため、利用上の自由はこれらの作品にも継承されます。
https://ja.wordpress.org/philosophy/
購入者専用のフォーラムがあるかどうか
購入者専用のフォーラムは、購入することで利用可能になるテーマがほとんどです。
いつでも質問ができる環境は利用者にとってありがたいですね。
これは個人的な感想ですが、TCDシリーズのテーマの一つを利用していたことがあるのですが、TCDのテーマには他のテーマにあるようなフォーラムがなく、海外からのアクセスだったのか、お問い合わせがうまくできず、かなり困った経験があります・・・
デザインをキレイにできるかどうか
ホームページを作成する上で、もちろんSEO(Googleで上位表示されるよう対策をすること)を大切にしていますが、果たして「閲覧してくれる人にとって見やすいのか?」「見ていて心地が良いのか?」も大切にしています。
ポップなデザインはできるけど、キレイなものにできる日本国産の有料テーマは少ないと思います。
すべてを満たしているテーマはこれ
・買い切りかどうか
・アップデートがあるかどうか
・複数のサイトに使い回せるかどうか
・購入者専用のフォーラムがあるかどうか
・デザインが自由にできるかどうか
上記すべてを満たしてくれる、わたしが良いなと思うおすすめのテーマは・・・・SWELLです。
まとめ
いろんなテーマを使ってきましたが、SWELLが一番今のところしっくりきています。
最近さらにSWELLの人気が加速しているので、情報が増えてきているのも良いところですね。
日本国産のテーマは、数が少ないので選択肢が少なくて済みますし、サポートがしっかりしているところは海外と大きく違います。
それに反して、海外ではサブスク制のテーマは一つも見たことがなく、販売されているテーマの数も30,000を超え、価格も1万円を超えるテーマは少ないというのが現状です。(だいたい5000円前後で買えてしまいます)
個人的な観点から記事を書きましたが、もしあなたが個人事業主で女性らしいデザインを好みとしているのであれば、SWELLを使ってWordPressサイトを制作するのも良いですし、わたし自身も女性らしいWebサイト制作をしていますのでお気軽にご相談ください。
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